アフターダーク

2016年9月2日 読書
アフターダーク
今日のお天気は晴れ

久しぶりに本を読みました

夜の闇を書いた本

私にも姉がいます
だから姉妹の気持ちはわかります
私はもっと姉とは親密でしたが、、、

最後のエリが高橋への叫び
とっても感動しました
姉がエレベーターの中で抱きしめてくれたこと
私もそういう経験があるので
わかりすぎるくらいエリの気持ちがわかるのです

孤独との向き合いかた
を村上さんの本を読む度
教えてもらう気がしてます

小説を読むというより
私は生きるヒントをもらうという感じです

それにしても
行動の説明の細かさを書く村上さん
そしてとても深くよく話します
登場人物がお互いに

この小説は
どこか人の温かさを感じました
やはり会話が多いからなんじゃなかろうか?

今はあまり人と人とが話しませんよね
携帯をみてばかりで

新幹線で山形駅を通ったとき
驚いたこと
それは
ホームにいる学生みんなが携帯電話をみつめていました
会話している人が誰1人といないのです

相手が聞いてようが聞いてまいが
話すことは必要なのかもなぁ
とくに旦那に 苦笑

マリの描写にイライラしたと感想の人がいたけど
わかります 笑
確かに難しいですよね
あの文章を読むのは

でもだからこそ
私は読んでいて面白かったです

いつも落ちがない
村上さんの小説ですが
そこも自然と自分の中に入ってきて同化する所が
私が彼の小説を好きな一つでもあるのです

このエリの人物像
私には広瀬すずさんが浮かんで仕方ありませんでした

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