共通の広い風景に
今日のお天気は曇り

昨夜は寒くなりそうなので
薄い毛布をかけて寝ました

でもやはり寒く目が覚めました
気温は25度

この温度から
夏がどれだけ暑かったのかがわかります

最近、また本を読む様にしているのですが
ネットで売っている本が
やはり本屋さんに行っても売っていません
どんどん本屋さんがなくなるわけだ
本屋さんのセンスは店長にあると思います
ここの本はわりかし私の好みの本が置いてあるなぁ
と思うと女性の人に◯◯文庫の営業さんが話しかけていたりして
ああ
女性の店長さんかなるほどなぁと思います

さて
この本をやっと時間を作り読み終わりました
面白かった
村上春樹さんは私の欲しい言葉
探してる言葉を簡単にヒョイっとくれます

今回は最期に書いてある
ベネチア小泉今日子でした
キョンキョンの名前を出すのはアンアンの雑誌だからなの?と
興味深々で読みました

読み終わり胸が熱くなり涙を堪えました
今まで自分が体験してきた想いと重なりに重なって
そして救われたからです

私は病気をして以来
理解してもらう事を相手に期待せず生きてきました
職を求め面接の時に
私の履歴書を笑顔でみながら話しかけてくれた女性が
私が病気の事を正直に話した途端
急に笑顔が消え怪訝そうで露骨に迷惑そうな話し方になりました

病気が少し良くなった今考えれば当たり前です
世間はそう甘くないのです
ですが病気の事で不安でいっぱいだった私には
追い討ちをかける様な出来事でした
私はこのままなんだ
この病気を抱えて生きていくという覚悟が出来てなかったと

っでどうしたか
次の面接では嘘をつきました
おかげで怪訝そうな顔をした女性の会社よりも
かなりいい所に就職できたのです
なのであの女性にはとても感謝しています

ですが病気は良くなってくれません
手術をしてこれで何もかも良くなると思っていたのに
今度はもっとやっかいな病気にかかりました
毎日、生きているのが精一杯
明日を生きることに不安でたまりませんでした

さてこの本の話しに戻ります
彼はこう書いています
彼は
かなり辛いことがあり胸が苦しく
意識がばらばらになったままひとつにまとまらない様な状態にあった
途中省略
また体の仕組みのあちこちが変化してしまうくらいきつい出来事だったそう
言うまでもないことだけど、無傷で人生をくぐり抜けることなんて誰も出来ない
でもそのたびにそこには何か特別な音楽があった

今この文章を読んでも泣いてしまいそうになります
私のこの気持ちは誰にも理解出来ない事だとずっとずっと思っていました
両親や旦那でさえ理解してもらえなかったです
そんな私にある人から彼女は口で説明するのが下手だと言われました
悔しくて、、、
心がバラバラの状態の時に饒舌に説明する事が出来るのかと
そんな心ない言葉に
悲しみはより深く
孤独が更に強く
傷は痛さを通り越し何も感じなくなりました

この文章にはその時の私の気持ちを代弁してくれています
共感と救われた気持ちでいっぱいになりました
私は孤独じゃない
そして病気に苦しみ孤独を感じてるあなたも
絶対に孤独ではありません
なぜならここにあなたと同じ想いをしている私がいます
平凡な主婦が何を言ってるんだ、、、
という人は是非この本を読んでみて下さい(*´ー`)
そして心ない言葉を言ってくる人に絶対に負けないで下さい

村上ラジオ3が早く文庫にならないかと
待ちに待っています

あと
村上さんのところを今、読んでいます
コンプリート版があるとは知らず
本屋さんで見つけてすぐに買ってしまいました
アハーン(>_

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