震災から一年

2012年3月11日 日常
今日、この時間

私達は真っ暗の中、台所にお湯をわかし
二人で呆然としていました
そして、30分後にやっと携帯のテレビが
あった事に気づき、電池をいれ
映った映像をみて驚きました
火の海、津波の映像
原発の報道

浪江に住んでいる
姉家族への不安

電気が通った次の日
午後18時近く

次の日から
ガソリン、食料、灯油の争奪戦

一ヶ月をすぎた頃
やっと落ちついた日常が戻ったけど

実はあの頃の私は
いろんな事が重なり
音楽も聴けない
本も読めない
いろんな事ができない
そんな
日常生活をやっと送っていました
ただ、自分の弱さを責める毎日

甥っ子に会い
本当に少しづつ出来る事が増え
6月に入って
やっと、大好きなNMPが聴きたいって思い
夕食を作る台所で音楽を聴くことが出来た夜

彼等は郡山に来てくれてました

今、こうして
普通に生活している事が
どんなに幸せなんだろう

そして
普通に生活する事の大切さ
を改めて感じます

私に出来る事は
本当に小さい事だけど

どんなに小さい事でも
忘れず、持続していくという事に尽きるのかなと

災害はいつくるかわからないから
誰かを憎んだり、傷つけたり、責めたり
する前に

目の前にいる人を思いやり、自分の事以上に
大切にしていくこと

そこからなんじゃないだろうかと
そんな当たり前の事だけど
もう一度、改めてきちんと考えてという事を
震災が教えてくれたんだと
思っています

雪が、夕方から降りはじめました

まだ、一年
これからだよね
まだまだ、ずっとずっと
一緒に頑張らさせてください

絶対に見捨てない
忘れない

これからも
もっともっと

繋がっていきましょう





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