この間、旦那に足が冷えて眠れない
と訴えて足を旦那の布団にいれて旦那の足にくっつけた

冷てぇ!!って蹴られるかと思ったら

冷てぇなぁって私の足を自分の足で挟んで暖めてくれた

私の付き合ってきた男性ってみんなこうだったよなぁー
なんてその時ふっと思った

みんな私を暖かく受け入れてくれた

私は父の影響か、、、
男性は触れられたり
甘えられると拒絶するものだと思っていた

私は父に甘えたことがあまりない
父が私に甘えてくることのほうが多かった

抱っこしてもらった記憶はほんとにない
抱きしめてもらった記憶もない
手をつないで歩いたのは一回くらいだったかな
おんぶしてもらった記憶ももちろんない
頭をなでてもらったこともない

父を膝枕してあげてことはあるけど
父の足をもまされたことはあるけど
父の肩をもまされたことはあるけど

ワーッと泣いて抱きついてもそれを拒絶するのが父だった

(泣いているとむしろうるさい!!って怒られた)

人に甘えられるのが嫌いな人なのだ
自分がやってもらうのは好き
人にやってあげるのは嫌いな人だ

私は男とはそういう人間なのかって思ってた

そうやって育ったせいか
私は好きな人に触るのが恐くて恐くて仕方なかった
(拒絶されると思っていたから)

自分から手をつなぐのも、抱きつくのも、甘えるのもしちゃいけないんだって、したくても嫌われると思い恐くて我慢していた

でも私の旦那はもちろん
私が付き合った男性はみんな違った
拒絶せずむしろ私を受け入れてくれた

後ろから抱きつきたいけどやめろって言われるかな?
とビクビクしながらそっと彼の背中をさすってみたら
その彼は振り返って私の手を握って笑顔で抱きしめてくれた

え?その反応は私の想像とすごく真逆で驚いた

次に会ったときは勇気をふり絞り後ろから抱き付いてみた
そしたら彼は優しく抱き寄せて頭をなでてくれた

年下だったり年上だったり同じ歳だったり
付き合ってきた人はさまざまいたけど、、、、

冷え性の私が寒がっていると
誰もが暖めてくれた

そういうことが父からは考えられなかった私

すっごく嬉しくて

腕を私から組んでも嫌がる人はいなかった

むしろ抱きつけばそれ以上に抱きしめてくれる
腕を組めば喜んでくれる
腕組まないと腕くんでよーと催促してくる

触れられることを喜んでくれた
みんな優しくて、暖かかった
そして私を何より愛してくれてるんだなって実感できた

今でもそんな愛情をくれた彼らには感謝の気持ちでいっぱいです

最初にも書いたけど、家の旦那は
眠れないと言えばこっちにおいでって抱きしめてくれるし
頭をなでてきたり、帰ってくると抱きついてきたり、チューしてきたりとたくさん私にふれてくるけど

私からってそーいえばほとんどない
やっぱりどこか拒絶されるのが恐い
無意識だけどね・・・

また、男性にやってあげることが当たり前に育った私は

手袋なくしたら私に手が寒いからと手袋が売ってる所を探しまわってくれたり
夜景の好きな私を綺麗に見える所に連れて行ってくれたり

忘れ物したら往復一時間もかかる道を戻ってとりに行ってくれたり

してもらえることに戸惑い、ほんとうにほんとうに喜んだ

どしてそこまでしてくれるの?って聞くとみんな
好きなんだから当たり前のことだよって答えるけど

未だにしてもらうことに慣れない自分がいる

こういう父がいる私なので、冷たい男性が大嫌いなのです
(全然かっこいいと思わない)

もし、子供が出来て(まただけど 笑)
娘だったら、旦那にはたっくさん抱きしめてあげてほしい
息子だったら、私はたっくさん抱きしめてあげたい

泣いて抱きついてきたら
息子でも娘でも
私はぎゅっと痛いくらい抱きしめて
暖かくうけいれてあげる母になりたい

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